函館市では、住宅に関するさまざまな補助金や制度を用意しています。木造住宅の無料簡易診断は、特定の条件を満たす住宅に対し、無料で実施している耐震診断です。古い木造住宅を所有している方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。ここでは、木造住宅の無料簡易診断の特徴や利用条件、申請方法について解説します。
木造住宅の無料簡易診断は、函館市が提供する無料の耐震診断制度です。木造住宅の耐震性を確認し、目安を把握することを目的としています。あくまで簡易的なものですが、費用をかけずに診断できるのが特徴です。なお、現地調査は実施せず、診断対象住宅の図面と所有者の聞き取りによって調査を実施します。
古い木造住宅は、耐震性に問題を抱えているケースも少なくありません。もし不安がある方は、木造住宅の無料簡易診断を利用してみてはいかがでしょうか。
木造住宅の無料簡易診断は、後述する対象住宅を所有している方が申し込めます。条件を満たしていない場合、診断を申し込めないので注意しましょう。
木造住宅の無料簡易診断は、下記の条件を全て満たす住宅が対象です。
これら5つの条件を満たしている場合、木造住宅の無料簡易診断が利用できます。住宅が建築された年月日も条件に入っていますので、分からない方は登記簿謄本や検査済証を確認しておきましょう。
参照元:函館市公式HP(https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2020080700025/)
木造住宅の無料簡易診断を利用するには、まず以下の書類を揃える必要があります。
木造住宅の無料簡易診断申込書や、住宅の老朽度の調査部位と診断項目は、函館市公式HPよりダウンロード可能です。住宅の構造などが分かる図面も用意しておきましょう。
参照元:函館市公式HP(https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2020080700025/)
必要な書類を揃えたら、函館市の建築行政課の窓口へ提出します(※要・電話での事前連絡)。窓口では、住宅の老朽度調査部位と診断項目を元に、住まいの状態について聞き取り調査を実施します。住まいを撮影した写真を持参しても問題ありません。
後日、聞き取り調査などの内容を元に診断結果の説明があります。説明は窓口で直接聞くか、郵送で結果を受け取ることが可能です。
省エネ機能例:セルロースファイバー+外貼り断熱材併用工法
省エネ機能例:木質パネル接着工法+HEMS
省エネ機能例:全館空調システム+スーパーウォール工法
2022年1月時点で「函館 省エネ住宅」で検索して公式サイトが表示される上位20社をピックアップ。
UA値を公式HPで公表している会社の中から熱交換換気システム、トリプルサッシ、土地探しが可能な3社選定しました。
辻木材株式会社 UA値0.23(石川モデルハウス)HPに記載、全棟が高気密高断熱仕様UA値0.28(標準仕様)と明記有り。創業100年以上。
参照元URL:辻木材公式HP(https://www.lime-h.co.jp/modelhouse/post-1.shtml)
ミサワホーム北海道 UA値0.39(高断熱仕様) 1999年度の日経地球研究大賞を業界で初めて受賞。
参照元URL:ミサワホーム公式HP(https://www.misawa.co.jp/kodate/kodawari/energy/)
ハウジング・コバヤシ UA値0.24 全館空調「YUCACOシステム」を採用。