函館市で省エネ住宅を建てる際に、空家を除去してから建築を検討している方は朗報です。函館市は緊急性の高い空家の除去に、空家等除却支援補助金を創設しています。ここでは、空家除去で発生する費用を抑えたい方に向けて、空家等除却支援補助金について詳しく解説しています。
空家等除却支援補助金とは、函館市内で倒壊の恐れがある住宅を除去する場合に、工事費用の一部を補助する制度です。補助金の上限額は30万円で、除去にかかる経費の2分の1以内の額として決められています。既に契約を結んでいる工事、着手している工事は補助の対象外です。事前に補助を受けられる物件かどうかの判定が必要で、判定で認められた物件に限り申請手続きが行えます。判定・申請には日数を要するため、余裕を持って申請手続きを済ませる必要があるでしょう。
参照元:函館市公式HP(https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2016042700059/files/akiyapanhuR4.pdf)
ここからは、空家等除却支援補助金を受けられる条件について、以下に詳しく解説していきます。
空家等除却支援補助金の対象となる空家は、対象区域内の1年以上使用実績がない戸建て・長屋建て住宅に限ります。法人所有の物件は対象外ですが、住宅と店舗の用途を兼ねるものは補助対象です(補助金は住宅部分に対してのみ交付)。また、申請前に函館市の「住宅の不良度の測定基準」の評定が合計50点以上で、緊急度が高いと判定された物件のみが対象となります。
空家等除却支援補助金の対象地区は、都市計画道路3・3・101外環状線 (通称:産業道路)の道路中心から南側(函館山側)までの範囲です。対象地域かどうかは、函館市の都市整備課までご確認ください。
空家等除却支援補助金の対象者は、空家を所有している個人で、権利者全員の同意を得ている必要があります。また、市税の滞納がなく、暴力団員ではない方に限定されています。
空家等除却支援補助金の対象経費は、判定基準を満たした空家の除去、更地にする工事に要する費用です。敷地内であれば、門塀・樹木などの除去費用も対象となります。ただし、住宅ではない部分や、家財道具の処分にかかる費用は経費の対象外です。
参照元:函館市公式HP(https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2016042700059/files/akiyapanhuR4.pdf)
空家等除却支援補助金の流れとしては、市へ建物調査を申し込んだ後、判定基準を満たした空家のみ補助金の交付申請が行えます。補助金申請後は交付決定の通知がされるので、通知後に除去工事会社と請負契約を結び、工事に着手します。工事完了後は市へ実績報告を行い、交付額が確定した後、補助金請求が可能に。補助金請求の完了後に、申請者の口座へと振り込まれます。
参照元:函館市公式HP(https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2016042700059/files/akiyapanhuR4.pdf)
省エネ機能例:セルロースファイバー+外貼り断熱材併用工法
省エネ機能例:木質パネル接着工法+HEMS
省エネ機能例:全館空調システム+スーパーウォール工法
2022年1月時点で「函館 省エネ住宅」で検索して公式サイトが表示される上位20社をピックアップ。
UA値を公式HPで公表している会社の中から熱交換換気システム、トリプルサッシ、土地探しが可能な3社選定しました。
辻木材株式会社 UA値0.23(石川モデルハウス)HPに記載、全棟が高気密高断熱仕様UA値0.28(標準仕様)と明記有り。創業100年以上。
参照元URL:辻木材公式HP(https://www.lime-h.co.jp/modelhouse/post-1.shtml)
ミサワホーム北海道 UA値0.39(高断熱仕様) 1999年度の日経地球研究大賞を業界で初めて受賞。
参照元URL:ミサワホーム公式HP(https://www.misawa.co.jp/kodate/kodawari/energy/)
ハウジング・コバヤシ UA値0.24 全館空調「YUCACOシステム」を採用。