省エネ住宅を検討している方の中には効率良いエネルギー消費が可能になるため、太陽光発電の導入を考えている方が少なくありません。そこで住宅用の太陽光発電の仕組みや環境への影響、メリットなどについて解説します。
住宅用の太陽光発電はソーラーパネルを屋根に設置するケースが多いですが、パネルの太陽電池モジュールに太陽光が当たると発電。この時光エネルギーが電気エネルギーに変わりますがこの電気は直流のためそのまま家庭用の電気として使用できません。
そこでパワーコンディショナーと呼ばれる機器により直流から交流に変換します。パワーコンディショナーは住宅の分電盤に接続しているため、そこから家庭内に電気を供給したり余った電気を売ったりしています。
エネルギー源となる太陽光は石油や石炭のように資源が枯渇する心配がなく絶えず地球に降り注いでいます。またソーラーパネルが設置できさえすれば、その他に大がかりな設備は必要としないので一般家庭でも導入しやすいのがメリットです。
発電設備は何らかの操作を必要としないので人件費もかかりませんし、動きがある機械のように摩耗することがなく故障も少ないです。そのため発電システムの寿命が長くメンテナンスが楽なのも利点です。
太陽光発電は石油火力発電とは異なり二酸化炭素を排出することはありません。地域や場所を選ばず騒音が発生することもなく、環境に優しいクリーンな再生可能エネルギーとして地球温暖化防止に貢献することができます。
環境省の資料によれば日本は自然エネルギーが豊富で太陽光発電だけで電力の70~80%供給可能としています。住宅1戸の太陽光発電導入による効果は微々たるものですが、もっと一般化すれば脱炭素社会への貢献度が上がります。
参照:(PDF)環境省「地球温暖化防止と太陽光発電普及」(http://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/JPN/apr/topics/tikyu_ondanka/wada.pdf[pdf])
太陽光発電の大きなメリットの一つに電気代の削減があります。家庭で導入を検討するきっかけはその点が大きいでしょう。以前は売電目的のケースも多かったですが固定価格買取制度の買取期間も終了し売電価格は下がっています。
そのため太陽光発電は自家消費型へと変わってきています。家庭においても蓄電池とセットにすることで、発電しない夜間や災害時の備えとして無駄のない電力消費が進んでいます。太陽光発電が家計に優しいのは今後も変わらないでしょう。
省エネ機能例:セルロースファイバー+外貼り断熱材併用工法
省エネ機能例:木質パネル接着工法+HEMS
省エネ機能例:全館空調システム+スーパーウォール工法
2022年1月時点で「函館 省エネ住宅」で検索して公式サイトが表示される上位20社をピックアップ。
UA値を公式HPで公表している会社の中から熱交換換気システム、トリプルサッシ、土地探しが可能な3社選定しました。
辻木材株式会社 UA値0.23(石川モデルハウス)HPに記載、全棟が高気密高断熱仕様UA値0.28(標準仕様)と明記有り。創業100年以上。
参照元URL:辻木材公式HP(https://www.lime-h.co.jp/modelhouse/post-1.shtml)
ミサワホーム北海道 UA値0.39(高断熱仕様) 1999年度の日経地球研究大賞を業界で初めて受賞。
参照元URL:ミサワホーム公式HP(https://www.misawa.co.jp/kodate/kodawari/energy/)
ハウジング・コバヤシ UA値0.24 全館空調「YUCACOシステム」を採用。