住宅省エネ2023キャンペーンについて聞いたことがあっても、具体的にどんなものがあるのか分からないという方もいるかと思います。ここでは住宅省エネ2023キャンペーンについて紹介していきます。
住宅省エネ2023キャンペーンとは、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて家庭部門の省エネ強化を促進するため、住宅省エネ化を支援する3つの補助事業の総称のこと。
3つの事業とは、「こどもエコすまい支援事業」「先進的窓リノベ事業」「給湯省エネ事業」のことです。それぞれの事業の特徴や補助対象、補助額などについて紹介します。
こどもエコすまい支援事業は、エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯を支援する事業です。高い省エネ性能を持つ新築住宅建築や住宅の省エネ改修を支援することで、省エネ投資の下支えを行います。
子育て世帯とは、申請時点において2004年4月2日以降出生の子を有する世帯のこと。若者夫婦世帯とは、申請時点において夫婦で2022年4月1日時点でいずれかが39歳以下である世帯のことです。予算は1,500億円。注文住宅の新築は建築主、新築分譲住宅の購入は購入者が対象で、リフォームは工事発注者が対象です。1世帯1回まで申請することができます。
新築の補助についての補助対象者は、以下の2つを満たす方です。
リフォームに関しては、以下の2つを満たした方が対象です。
補助額は以下のとおりです。
※参照元:こどもエコすまい支援事業(https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/about/)
先進的窓リノベ事業は、既存住宅の窓を断熱性能の高い窓に改修することを補助する事業です。熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることで、冷暖房費負担の軽減やCO2排出量削減への貢献を可能とします。予算は1,000億円。対象の工事は、窓のガラス交換、内窓設置、外窓交換(カバー工法・はつり工法)です。メーカーが登録を申請し、事務局が一定の性能を満たすことを確認した製品を用いたリフォームである必要があります。
なお、先進的窓リノベ事業の対象製品はすべてこどもエコすまい支援事業においても補助対象ですが、ひとつの窓が両事業からそれぞれ補助を受けることはできません。
補助対象は、以下の2つを満たす方です。
補助額は以下のとおりです。
※参照元:先進的窓リノベ事業(https://window-renovation.env.go.jp/about/)
給湯省エネ事業とは、家庭のエネルギー消費の中でも大きな割合を占める給湯分野において高効率給湯器の導入支援を行う事業のこと。高効率給湯器を普及拡大することで、2030年度におけるエネルギー需給の見通しの達成に寄与することを目的としています。
予算は300億円。補助対象の給湯器は機器ごとにそれぞれの性能要件を満たしたものに限り、補助額は導入する高効率給湯器によって異なります。戸建て住宅の場合は2台まで、共同住宅では1台まで申請可能です。
補助対象は、戸建、共同住宅などに関わらず以下の住宅に高効率給湯器を設置する場合です。(リース利用含む)
補助額は、導入する高効率給湯器によって異なります。
※参照元:給湯省エネ事業(https://kyutou-shoene.meti.go.jp/about/)
省エネ機能例:セルロースファイバー+外貼り断熱材併用工法
省エネ機能例:木質パネル接着工法+HEMS
省エネ機能例:全館空調システム+スーパーウォール工法
2022年1月時点で「函館 省エネ住宅」で検索して公式サイトが表示される上位20社をピックアップ。
UA値を公式HPで公表している会社の中から熱交換換気システム、トリプルサッシ、土地探しが可能な3社選定しました。
辻木材株式会社 UA値0.23(石川モデルハウス)HPに記載、全棟が高気密高断熱仕様UA値0.28(標準仕様)と明記有り。創業100年以上。
参照元URL:辻木材公式HP(https://www.lime-h.co.jp/modelhouse/post-1.shtml)
ミサワホーム北海道 UA値0.39(高断熱仕様) 1999年度の日経地球研究大賞を業界で初めて受賞。
参照元URL:ミサワホーム公式HP(https://www.misawa.co.jp/kodate/kodawari/energy/)
ハウジング・コバヤシ UA値0.24 全館空調「YUCACOシステム」を採用。